東京電力グループ 東京電力ベンチャーズ株式会社

INTERVIEW

杉浦 賀彦 tepcotta事業本部 本部長

杉浦 賀彦

tepcotta事業本部
本部長

杉浦賀彦:1993年理工学部土木工学科を卒業し東京電力に入社。工務部門に配属され中小水力発電所の土木設備に関する工事設計、施工管理に従事。2000年事業開発部に異動し、電力資材調達のマーケットプレイス運営会社設立検討を担務し、ジャパン・イー・マーケット設立を行う。2007年までジャパン・イー・マーケットの経営企画責任者として事業運営に深く関与し、同社の事業運営の基盤を確立。2007年東京電力に戻り、再生可能エネルギーの新規開発地点の探索を担務し、2016年東京電力の新規事業検討担当部署である新成長タスクフォース事務局に異動。2017年屋外みまもり事業である「tepcotta」事業を創設し顧客開拓、事業性確立の礎を築き、2018年東京電力ベンチャーズが同事業を引継ぐのと同時に異動し、tepcotta事業本部長として現在に至る。

ー地域全体の子供への想いを
安心に変えていく

『tepcotta(テプコッタ)』は、地域の安心・安全を地域全体で見守る新しい自治の仕組みです。たとえば、お子様の登下校、ご家族は少なからず不安になると思います。
その不安をやわらげてくれるのがtepcottaのお知らせメールです。小さな発信機を持ったお子様が特定のポイントを通ると、保護者の方にメールで知らせてくれます。

tepcottaはサービス開始前から多くの自治体に関心を持っていただきました。
2017年5月の渋谷区との社会実証実験を皮切りに、現在では府中市や世田谷区でのサービスが開始されています。
それぞれの地域での計画にあたっては、学校経由でPTAの方々へのヒアリングをする機会をいただき、通学路や公園などを細かく分析し、受信機の設置場所を決めています。
発信機からの信号を受信する機器を通学路に設置する必要がありますが、1990年代にスタートした子供が緊急時に駆け込める「子供110番の家」の取り組みが示すように、昔から子供の見守りに理解のある近隣住民の方は多くいらっしゃるんです。
子供の安全は地域の大きな課題ですから、地域の信頼を少しずつ頂戴しながら受信機の設置を進めています。

暮らし全体の安心を支えるサービスへ

ー暮らし全体の安心を支える
サービスへ

私たちのチャレンジは、暮らしの不安を取り除くだけでなく、将来的に日々の暮らしをさらに便利にする可能性も秘めています。
現在は位置情報の提供が主なサービスですが、今後はこの価値を高める取り組みを進めていきます。
お知らせメール以外には、お子様の動向がふだんと違う場合に現場駆けつけてくれるサービス。さらには、交通事故の補償、不慮の物損時の賠償など、日々の安全のための情報やサービスを一元化し、暮らし全体を見守っていくことが私たちの役割であると思っています。

長崎のテーマパーク「ハウステンボス」内で行われている実証実験では、迷子の探索サービスのほか、貸し出した車椅子やベビーカーの位置情報の把握なども行っています。これまでは閉園後にスタッフが闇雲に不明品を探していた負担が大きく軽減されました。
子どもたちの活動情報がビッグデータとして集積すればさまざまな技術やサービスと連動することができます。この取り組みがインフラとして広がっていけば未知の新サービスが生まれてくるはずです。たとえば、コネクテッドカーに情報を提供すればさらなる安全喚起にもつなげることができるでしょう。

暮らし全体の安心を支えるサービスへ
お客様の利益を目指して自分の“やりたい”を追求できる

ーお客様の利益を目指して自分の
“やりたい”を追求できる

この仕事は「よいサービスだね」「役に立っているよ」と言ってもらえることが大きなやりがいです。もしこの仕事の社会的な意義に魅力を感じていただければ、ぜひ仲間として加わってほしいですね。技術的なことは二の次、社内にはスペシャリストがいますから、安心してください。何より、本人の主体性が大切で。折衝先は、自治体・教育機関・保護者・一般住民など多岐にわたりますから、まずは相手の利益を最優先に、積極的にコミュニケーションをとりながらプロジェクトを前に進めていける人は大いに活躍できると思います。
ぜひ自分のビジョンをこのフィールドを使って実現してください。

お客様の利益を目指して自分の“やりたい”を追求できる